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気管支喘息とは、空気の通り道である気道に慢性的な炎症が起こっていることが原因で、何らかの刺激が加わった時に気道が狭くなり、ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸(喘鳴)や咳、呼吸困難などの症状が発作性に発生する病気です。特に夜間から早朝にかけて生じやすいです。
当院では問診や聴診、血液検査、呼吸機能検査などを行い総合的に診断します。
発作が起きているときは抗アレルギー剤や気管支拡張剤、吸入などで症状の改善をはかり、発作が起きていないときには今後発作を起こさないように予防の治療を行っていきます。
重症度にあわせて抗アレルギー剤や吸入ステロイドなどを使用し、また環境調整の指導などもおこないます。症状や肺機能検査などを参考にしながら、薬の量や種類を変更したり減量したりしていきます。
食物アレルギーとは、卵、牛乳、小麦などのある特定の食べ物を食べたり触ったりした後にアレルギー反応が現れる疾患です。症状としては、蕁麻疹や咳、嘔吐などから、強いものとしては血圧低下を伴うようなアナフィラキシーショックを引き起こすこともあり、注意が必要です。
当院では、問診や血液検査、皮膚検査などから原因物質を推測したうえで、症状が出ないと考えられる範囲で少量ずつ食べていただく指導や栄養指導などを行っていきます。程度が強いと考えられる場合には連携医療機関へご紹介させていいただくこともあります。
アトピー性皮膚炎とは、痒みのある湿疹が慢性的によくなったり悪くなったりを繰り返す病気のことです。皮膚の乾燥やバリアー機能低下などがあり、そこに様々な刺激やアレルギー反応が加わって生じると考えられています。
当院ではまず問診や皮膚の状態を丁寧に観察した上で、必要に応じて皮膚テストや血液検査などを行い、悪化の原因となっているものがないか確認します。そしてその原因に対してそれぞれ対策を行うとともに、保湿の指導や重症度にあわせた薬物療法(ステロイド軟膏や免疫抑制剤の軟膏)などを行います。そして定期的にフォローをおこない、皮膚の状態をしっかり把握しながら軟膏の強さや量、種類などの調整を行っていきます。
アトピー性皮膚炎はすぐに治ることは少なく時間はかかることが多いですが、適切な治療で症状がみられなくなること(寛解)が期待される病気です。スキンケア方法や軟膏の塗布のしかた、減らし方など丁寧に説明していきますので、お子さんのお肌が気になる方はぜひ一度早めにご相談ください。